ことわっておくが私もこのffmpegのオプションの詳細についてよく把握できていないものが多い。それほど複雑ってことだ。
理屈がわからないまま値を変更していって試行錯誤で決まったものも多く、
readonly SVGA="800:600" ffmpeg -y -dual_mono_mode main -i "src.ts" -movflags +faststart \ -flags +loop -partitions parti4x4+partp8x8 -me_method umh -subq 8 -me_range 16 -g 250 -sc_threshold 40 -i_qfactor 0.71 -b_strategy 1 -qmin 10 -rc_eq "blurCplx^(1-qComp)" -bf 16 -bidir_refine 1 -refs 16 -deblock 0:0 \ -c:v h264_qsv -b:v 4M -crf 25 -pix_fmt yuv420p -profile:v main -look_ahead 0 -vf yadif,scale=$SVGA -preset slow \ -c:a libfdk_aac -vbr 4 "out.mp4"
- -dual_mono_mode main
- 副音声を削除:TSの2重音声問題解決 | クマがいちごを食べていた
- -c:v h264_qsv -b:v 4M -crf 25
- -c:a libfdk_aac -vbr 4
- -flags +loop -partitions parti4x4+partp8x8 -me_method umh -subq 8 -me_range 16 -g 250 -sc_threshold 40 -i_qfactor 0.71 -b_strategy 1 -qmin 10 -rc_eq "blurCplx^(1-qComp)" -bf 16 -bidir_refine 1 -refs 16 -deblock 0:0
- どっかからの引用。HQのmp4に変換する設定らしいが、引用元を紛失してしまった。だからパラメーターの意味もほとんどわかっていない。
- 解釈のヒント→独断と偏見によるプリセット解釈 簡易版:因幡製作所業務マニュアル - ブロマガ
AACについてのさらなる探求
音質比較記事
ch.nicovideo.jp
kamedo2.hatenablog.jp
AACエンコーダの音質比較
VBRにするか、HE-AACか
AACとは (エーエーシーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
ニコニコ大百科を見る限りAACのビットレートをすごく小さくしない限りは、HE-AACにする意味はあまりなさそうだ。
-vbr
フラグを付けてるのに、MediaInfoでmp4のデータを見るとオーディオがCBRと表示されるため、「もしかしてQSVだと強制的にCBRにされる?」と疑ったが、そのデータからAACだけを抜き出すとVBRと表示されるため、よくわからんがMediaInfoの解析ミスということにしておく。
PotPlayerのようなCtrl+F1で再生中のリアルタイムビットレート確認できるプレイヤーでも刻刻ビットレートが変動しているのが見えるし、実質VBRなのだろう。
LC-AAC:AAC-LC (AAC Low Complexity)と呼ばれる基本機能だけのもの
HE-AAC :High-Efficiency AAC、aacPlus、AAC+SBR、aacPlus Version 2、Enhanced aacPlus、AAC+SBR+PS と呼ばれる低ビットレートで高音質となるものとなっています。
HE-AAC を使う場合は
- profile:a aac_he
または
- profile:a aac_he_v2
を指定します。
v2のほうが新しい規格で、48kbps 以下の低ビットレートでの音質が改善します。
- vbr オプションの [品質] の部分には 1〜5 を指定します。
HE-AAC を使う場合は 3 が最高品質、
FFmpeg で高音質 AAC 変換できるようにする
そうでない場合は 5が最高品質です。
- profile:a で指定できるのが
aac_low :AAC-LC 何も指定しないとこれになる
【ffmpeg】 fdk-aac を ffmpeg に組み込む - ニコニコ動画研究所
aac_he :HE-AAC 44.1kHzでは28kから使える 推奨32k-48k
aac_he_v2 :HE-AACv2 44.1kHzでは28k-64kまで使える 推奨16-24k