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Vimスクリプトで、自分用のメモツールをひたすら作り続けた日

Vimについて、本格的に勉強し始めた動機ですが、自分用のメモツールが欲しかったってのがあります。
ちまたで使われている、HOWMや、org-modeが、イマイチ気に入らなかったのです。

HOWMは、バッファがすごく沢山開いて、バッファ番号がすごい勢いで増えていくのが気持ち悪かったし、今自分はどこそこのファイルを編集しているという実感がわかないのが不安を感じたのです。
org-modeは、Emacs版は完成度が高いけれど、Vim版は全然ダメなのと、情報がでかくなりすぎるとファイルも巨大化して目当ての場所がわかりにくくなりそうだったのでやめました。

まさか、自分が作るなんてこと初めは考えもしなかったのですが、こんなメモツールがほしい!!と自分でノートに書いていったら、「こんな要件を満たすツールは探してもないだろう。だったらもう、作るしかない」という結論に達してしまって、それからはひたすら作っています。

全くの初心者だったので、初めはとにかくVimのヘルプを読み込むことから始めました。ヘルプはeval.jaxがVimの仕様を理解する上ですごく参考になります。私のメモツールはunite.vimというスクリプトに大分依存していますが、そのスクリプトを設定するのに、ある程度Vimの仕様を知っていなければいけないので、とにかく、プリントアウトして読み込みました。プリントアウトの枚数が多すぎて、プリンタを壊してしまいましたよ;;

私のメモツールは、基本的に種類毎に分けたファイルにエントリを追加していくものなのですが、uniteは、そのエントリ一覧や、タグ一覧を表示するのに利用しています。まだ、作成途中ですが、エントリ一覧が表示できるようになるだけでも、大分サマになっているように見えるので嬉しくなります。

世間では、Evernoteを使うのが主流みたいになってきていますけど、あれは正直言って苦手です。動作が遅いし、どこかで、自分好みの分類ができていない気がしてもどかしいのです。
作成したファイルが重いし、検索が信用おけないし、キーバインドが充実していない、と、細かい部分が、やっぱり気になって、思うようにいきませんでした。

そりゃあ、webの情報は多様化して、何でもテキストで残せる訳じゃない。でも、テキストで管理できるところなら、テキストで管理するのが融通も利くし、容量的にも優しいので一番良いと思います。それに、動画や絵や記事については、URLコピーを使えばそれで十分だと思っています。
そんなわけで、私は、情報は自分のお気に入りのエディタで管理するのが一番だと思っています。