cafegale(LeafCage備忘録)

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命を賭けるに値しない主人

原発事故が起こった当初は、
「もしも自分が原発技術者だったならば、使命感に燃えてきっと福島に応援に行っただろう」
と感じていました。

今では、自分が技術者だったとしたら、とても行く気にはなれません。
ものすごく犬死に、無駄死にのように感じるからです。

別に大事のために命を賭けることは惜しくはないのです。
自分のやっていることが全く無駄になってしまうように感じられるのに耐えられないのです。
いくら難しい現場だとはいえ、このように感じさせてしまう政府や東電は罪深いです。
戦国武将も、「この主のためなら」と思えるからこそ命を賭けるものでしょう。