MEGAsyncが逆同期をしてくるのでBox にクラウドストレージを移行しようかとしたけど辞めた理由
以前のMEGAsync の評価の記事→Dropboxの移行先としてのMEGAsyncの評価 - cafegale(LeafCage備忘録)
削除したファイルを勝手に復活させる逆同期をMEGAsync がやらかしてきて、古いファイルが復活したせいでコンパイルが通っていたのが通らなくなったという事件が起きて、(git statusで古いファイルが存在するのが見えてわかった)、いよいよこのような整合性が大切なファイルをMEGAsyncに任せておけないと思ったので、Boxに乗り換えようとした。
結論から言うとBoxは乗り換えるのに不安要素があった。
- 無視されるファイルが決まっていて変更できない。tmpが名前に含まれてるファイルや隠しファイルが同期されないのは致命的。
support.box.com - ファイルシステム上にファイルがあるように見えるが、実体はクラウドにある形式。フォルダ右クリックで出るコンテキストメニュー内の「オフライン利用可」を選択するとそのマシンではオフラインで利用できるが、代わりに他のマシンではクラウドでの利用を余儀なくされそう(おそらく排他的)
この認識は間違ってる可能性がある。まだ検証中。 - クラウドストレージディレクトリ「Box」の場所はレジストリを触らないと変更できない。
- Ctrl Shift Alt B というキーをグローバルに奪い取ってしまう。
- クライアントソフトに設定項目がない。ヘルプやログアウトはあるけど見事に設定についての項目は何も用意されていない。
まだ検証が必要だがその間はMEGAsyncにファイル管理を任せることになり、しばらく心臓に悪そうだ。
ところで、MEGAsyncによる同期事故の報告についてオンライン上で見かけないのが不思議だ。私の環境が悪いのか?