cafegale(LeafCage備忘録)

LeafCage備忘録(はてなダイアリー)と統一しました。

バックスラッシュでエスケープされていないスペースを表す正規表現

いい加減どこに書いたのか忘れてその度に考えて作り直すのが面倒くさいのでメモ。

let list = split(str, '\%(\%(\%([^\\]\|^\)\%(\\\\\)*\)\@<=\\\)\@<! ')

後ろから読んでいった方が理解しやすい

'\\\@<! ' "前にバックスラッシュのない空白
'\%(\%([^\\]\|^\)\%(\\\\\)*\)\@<=\\' "『「バックスラッシュでない文字または行頭」の後の偶数個のバックスラッシュ』の後のバックスラッシュ
  "つまり、まだ完結していない、後ろに文字を取る、意味を持っている、単独のバックスラッシュ

合わせて前に【『「バックスラッシュでない文字または行頭」の後の偶数個のバックスラッシュ』の後のバックスラッシュ】のない空白。

スマートタグはまだ決定版と言える物がない

  • 電池の持ちはおおよそ半年程度。一年以上は長く持ってほしい。
  • コミュニティメンバーが通過するとGPS情報を利用できるとのことだが、乱立するスマートタグの規格が統一されていないのでコミュニティが拡散され勿体ない。
  • 防水製品が少ない
  • 忘れ物通知の距離を設定できない(探索範囲外になって初めて通知される)
  • スマホとのBluetooth接続前提。スマホ電池が消耗する。単独で動くか、またはスマホ以外の専用のGPS内蔵レシーバーと通信するなどの選択もほしい。

スマホ連携を絶対条件としないのなら、電池に拘らずにバッテリー充電式にしてもいいし、バッテリー充電式なのならいっそのことモバイルバッテリーとしても使えるようになってほしい。
またはどうせ電池がそんなに持たないのだから太陽電池を採用して少しでも稼働時間を延ばし、microUSBで充電するバッテリーで少しでも稼働時間を上げてほしい。


現時点では間に合わせで現行商品を購入するだけで、将来の決定版と言える商品がでるまでそれを使うしかない。
現時点の有効馬と思うのは
Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ​)

Chipolo -チポロ

他のは電池交換ができなかったり、不安定という報告が多く、イマイチ信用できない。

楽天カードの口座引き落としに間に合わなかったのでTELしてわかったこと

  • 楽天カードについては引き落とし日から翌月1日まで楽天銀行に毎日引き落とし処理が掛かる。
  • 信用機関には実際に支払われた日にちが情報として送られる。つまり支払いに何日遅れたのかが情報として残る。信用機関はその情報に基づいてカードを停止するかどうかを決める。

LibreOffice (OpenOffice) で python を使ってマクロを書く

マクロのファイルは次のディレクトリ以下に.pyファイルを用意する(windows)。

C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\LibreOffice\4\user\Scripts\python

ポータブル版では

Data/settings/user/Scripts/python

基本的に、勝手に定義されるグローバル変数 XSCRIPTCONTEXT から getDesktop() や getDocument() を呼び出して色々やってりゃいい感じ。
uno についてはよくわからない。
関数が1つのマクロの単位なので、公開するマクロ(関数)を制限したいときにはスクリプトの最後に g_exportedScripts 変数を定義して、公開する関数名をタプルで列挙する。

設定など

JavaなしでLibreOfficeを使う方法: 山賀正人のブログ
Javaがないとメッセージがいちいちうるさいので、ポータブル版は App\libreoffice\share\extensions 以下の nlpsolver と wiki-publisher をどこかにでも待避させておこう。

オプションのセキュリティからマクロセキュリティを「中」にしておく。これをしなくてもpythonマクロは使えるが、シート埋め込みのマクロを使いたいため。

python触り初めて嫌に感じたところ

私はほとんど vimscript しか触ってこなかったのだけど、最近必要に応じて他の言語にも手を出すようになった。
それでちょっと触り初めて気持ち悪く感じたところ。
なんかあったら追記する。

三項演算子が汚いこと

三項演算子を使うと行を減らせるし、うまく使えば論理が理解しやすくなる。(下手くそな使い方をすると暗号になってしまうが)
vimscriptでは特に代入時に三項演算子を多用していた。そうすれば最終的にやりたいことは代入であるということをはじめに示せる。
それで一般的な三項演算子は先に条件を書いて、?:で結果を区切る。ところがpython三項演算子はなんと先にTrueの値を書いてその後にifで条件を書き、elseの後にFalse時の値を書く。

一般的な三項演算子

条件 ? True時の値 : False時の値

python三項演算子

True時の値 if 条件 else False時の値

前から読み下す場合、True時の値を先に見てこの値だと認識したところでifが来た時点でその認識を修正しなければいけない思考の流れが不自然だし、三項演算子を連結させると更に理解しにくくなる。

一般的な三項演算子の連結

条件1 ? 値1 : 条件2 ? 値2 : どちらも満たさないときの値

python三項演算子の連結

値1 if 条件1 else 値2 if 条件2 else どちらも満たさないときの値

あと、これは一般的なことだが、式に使うキーワードはなるべく英単語(ifelseなど)でなく記号にしてほしい。それもできるだけ短いものを。
短い記号が式の構成要素だと値の変数名が明瞭に目に入って認識しやすいが、英単語が式の構成要素だとそうはいかない。

リスト内包記法

Haskellのリスト内包と違って汚く感じるのは無理矢理 for in を使ってるからだよ。三項演算子のところでも行ったけど、まず式の構成要素に英単語をなるべく使わないでほしい。特にいくらでも複雑になり得るものについては。

空のブロックはpassというキーワードを入れねばならないこと

私は冗長な表現を嫌うので、ブロック区切り記号の代わりにインデントを区切りにしたことはとても歓迎していた。
空のブロックにpassと入れなければいけないと知るまでは。

コードの構造を軽く下書きするときには関数の中身まで書かないってことあるけど、そのカラッポの関数にいちいち全てpassを書けというのか?
そして実際に実装するときにはpassを消して中身を書くって?
冗談じゃない。というか、まずpassとだけ書かれた関数の汚いこと。
せめてpassじゃなくて:とかならまだ許せたかもしれない。タイプ数一文字だし。まだ見た目に感じる汚さがマシだし。:シェルスクリプトでも何もしないコマンドだから論理的統一感があるし。

ifやwhileやdefなど制御構文の末尾に:を付けなければいけないこと

この:、絶対、冗長だろう。明らかな制御構文なんだからわざわざ末に:を付けなくても改行したらそこから先は処理ブロックでしょう。わざわざ:を付けなければいけないのが冗長で嫌だ。そもそも私はC言語Javaでの、文末尾の;も毛嫌いしている。本当にせっかく基本の文の区切りが改行で、基本のブロック区切りがインデントなのに、こういうところで冗長な表現を使って台無しにしてるのが勿体ない。

変数名として使うと不都合なワード

pythonは予約後が少ないとされているけれど、変数名に使える単語の自由度がまだ足りない。
例えばグローバルな関数名(lenstrdictなど、またdirは使えなくはないけれど標準関数名と被る。)を変数名に使うと不都合が生じる。
こういう一般的なワードを使えないのは、変数と関数の区別が曖昧だからだ。これは利点でもあるのだろうけれど、そのせいで中間結果を一時保存する変数名の自由度を著しく下げている。

オブジェクト指向

オブジェクト指向を導入すると必ずどこかで汚いものが生まれるものだ。オブジェクトを操作する手段をメソッドとしてオブジェクト自身が持っているか、外部から操作するかの方針がどこかで必ず不一致になるからだ。特にイミュータブルなものの操作について。
そういう不一致を見つける度に気持ち悪くなる。いっそHaskellみたいに全部外側から関数で操作するなど統一してほしい。

msys2でlv-windowsをmakeできない問題

関数 ConsoleGetWindowSize にて、undefined reference to `tigetnum' やら tigetnum に対する定義されていない参照です やら tgetent に対する定義されていない参照です やら言われてエラーしてた。

結論を言えばncurses-devel をインストールすれば解決した。
これらの関数は term.h で宣言されててそれがないと正常に機能しないためと推測。

参考


ちなみになんで lv を導入しようと思ったかというと、どうしてもmsys2で less の日本語文字化けが解決しなかったので、日本語表示に代わりに使おうとしたから。
導入は以下のページを参考にした。
エンコードを自動判別してくれず、-Oやら-Iやら-Aやらのオプションでエンコード指定しなければいけないのは不満だが。

保存の度に指定ディレクトリにバックアップを残すプラグイン autobackup.vim を作りました。

autobackup.vim はありていに言うと効率化された savevers.vim です。
私の愛用していたプラグインsavevers.vim というのがありました。ファイルを更新する度に更新前のバージョンを通し番号を付けてバックアップしてくれる奴です。
ただ、このプラグインは設計が古くてファイルが分割されていないのでVim起動に時間がかかるのと、通し番号を得るのに、いちいち全てのバックアップファイルを何度も調べていて、ファイルの数が増えてくるほど動作が遅くなるという問題がありました。
それで最近保存の度にいよいよVimが固まるようになってきたのでさすがにヤバさを感じて*1、これを効率よくした autobackup.vim を作りました。

autobackup.vim はデジカメのように内部で覚えている番号を振っている*2だけなのでかかる時間は一定です(たとえバックアップファイルを消してもそれが次に振られる番号に影響しません)。

まぁ、このご時世だからバックアップはバージョン管理が主なのでしょうけど、常に全てのファイルをバージョン管理しているわけでもないですし、実際、savevers.vim に命を救われたことは何度かあります。
そんなわけで、お守り程度に使っててもいいんじゃないかなーって思うわけです。

あと、バックアップファイル名をフルパスからの変換にしたので、同じファイル名でも区別してバックアップすることができるようになりました。

なお、savevers.vim にはバックアップファイルを削除する :Purge やバックアップの差分を見る :VersDiff といったコマンドがありますけど、正直これらのコマンドを使ったことが皆無ですし、それこそ重要なファイルならバージョン管理した上でバージョン管理の diff を使えばいいわけで、特に必要そうでもないし、めんどくさそうなのでそういうコマンドは作っていません*3

*1:そもそもsavevers.vimは定期的に:Purgeでバックアップを一掃することを想定した設計だと思われる

*2:正確には永続化した番号なのでVimが終了しても次に振られる番号はリセットされません。

*3::Purge に似たコマンドは作りかけてたけど、インターフェイスがイマイチだったしそもそもそういったことは Vim のする仕事じゃないと思い直して削除しました