公開後から随分経ってわかったalti.vimの問題点
- 長い候補を入力するとプロンプト文字列が長くなってしまう
- コマンドライン系ツールの宿命と言うべき問題。長いパスを入力したら当然入力された文字列は長くなり、見た目も不格好になり、扱いも複雑になる。
- 長いファイルパスならともかく、ユーザが自由入力で登録した内容も長くなる傾向がある。こういうものは長さの割に長くなければいけない必然性がない。
- 割と深刻なのに解決策がない。
- 候補自体を操作したい場面がある。
- 前回のエントリで述べたようにaltiの選択肢候補は類似プラグインと違って実体を持たないただの補完文字列なのだが、その候補自体に何らかのアクションを賭けたい場面がある。
- 例えば候補が不適切だから削除したい、修正したい、というようなことである。
- alti の限界として、表示される候補は挿入されるべきものでなければならない、というのがある
- 常に表示しておきたい、挿入はしないが閲覧できる状態にしておきたい候補を表示する場がない
正直ここに来て、そういう目的のものを作るのなら、alti の枠組みではなく、unite の枠組みに、別のモードを追加するという道の方が適切のような気がする。
あるいは、候補に「挿入用/選択・閲覧用」という属性を持たせれば、まだaltiでも頑張れそう。
もちろん、「挿入用/選択・閲覧用」は見た目で区別できるようになっているべきである。
または、モード切替式にする?「候補文字列挿入モード/選択・閲覧モード」みたく。
問題は切換が加わる分スマートでなくなることだ。